cocomat's BLOG わかってないひとの書評

このブログは、本や美術展等の感想とその他ムラムラっとした雑記も交えてお送りいたします。

【ジョン・ウッド&ポール・ハリソン説明しにくいこともある】おもわず笑える映像の物量作戦【美術館】

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無性にカレイの唐揚げが食べたくて、昔はよく食べてたのですが、もうここ10年位カレイの唐揚げを食べていない気がします。あぁ。カレイの唐揚げがべたい。カレイの唐揚げとお酒でキメたい!

こんばんは。コマツです。

とにかく疲れました。すごく疲れました。

昨日の記事で紹介したとおり行ってきました。

 

一日で見尽くすには骨が折れる。できれば2日に分けて見たい!まぁ明日で最終日だけどな!

行ってきました。説明しにくいこともある展。メッチャクチャ疲れました。なにかものすごい考えさせられる、とかインパクト抜群の作品ばかりでもうクタクタとかではなく、単純に物量と滞在時間の長さにやられました。あと人の多さ。

ヴィデオアートとなるとそのビデオに上映時間というものが発生するわけですが、今回展示してある20の作品の上映時間を合計するとざっと4~5時間かかるわけです。ことの重大さに気づいたのは入り口でチケットをもらってサラッとパンフレットを眺めた時でした。

まぁ、そんな全部ガッツリ見る!なんて人は2日に分けて偏頭痛でも起こしていればいいわけで。サラッと見る、疲れたら帰る、つまんないと思ったらすぐに次のビデオに映る。このくらいのスタンスで鑑賞するのが一番楽しめるのではないかと思います。

展示はA~Dの4つのセクションにわかれています。それぞれにパフォーマンス、アニメーション、物語、映画とカテゴライズされています。それら20作品があまり広くないスペースにずらっと広がっているのですが、人が多いととにかく見難いです。笑い声すら聞こえてきます。しかしそれが逆にいい雰囲気になっているというか、作品に対する敷居を下げてくれているともいえるでしょう。

おすすめはAのパフォーマンスのセクションです。

これほどかというほどのシュールっぷり。そして心地用までの異空間。おそらくジョンとポールであろう人物が自ら体を張ってパフォーマンスするのですが、時に置物。時に実態のある黒子に扮して人という特性を最大限殺してパフォーマンス装置の一つとして機能している。そのシュールさ、滑稽さ、時に異常なまでにひょうきんな雰囲気に思わず笑ってしまうほど。とりあえずセクションAは嫌でも釘付けになること間違いありません。

それ以降は体力の続く限り他の映像と向き合ってください。笑えるとまでは行きませんが、どれもユニークで意味不明なものばかりです。ピタゴラスイッチなどが好きな人は大いに楽しめるでしょうし、しっかりと現代アートしてます!セクションCの『エルドクンデ(地球の調査)』は個人的にかなり釘付けになってしまいました。

ここまで書きましたが、明日までです。果たしてこの記事を書く意味があるのかは甚だ疑問ですが、興味のある方は是非。常設展もかなり面白いので誰かと行くのもありだと思います。 

おやすみなさい。