【TEQUILA 東京造形大学 テキスタイルデザイン専攻卒業・修了制作展2016】「好きなことやれるのは学生のうちだけ」ってあれマジだったなぁ【美術館】
週末ということもあり、朝からなにしようかとPCをいじっていたのですが、なんと行きたかった美術館は土日休館。PCをいじる手は自室にも関わらず寒くてかじかむしまつ。でもいくつか用事もあったので適当にすまそうと思って外でたら想像以上に有意義な一日になりました。
こんばんは。コマツです。
渋谷から青山まで歩く間に古本屋が二件くらいあるのですが、歩きながらそこに入ってわけも分からず本を漁るのが好きでよく歩きます。国連大学のビルの前では蚤の市がやっていて、野菜や香辛料から、イームズチェアのヴィンテージまで売っていて活気にあふれていました。すこぶる寒い日でしたが、造形大の院に進学した友達がスパイラルホールで卒業展をやっているということで、その友達を招集して見に行ってきました。
「好きなことできるのは学生のうちだけ。」
学生の頃に言われた方も多いのではないでしょうか。いっぱい遊んで、いっぱい学んで、好きなコトしなさい。なんて。勉強もそう、好きなこと研究できるのも今のうちだって。耳にタコができるくらい言われるんですけど、実際当時はそれが当たり前すぎて全く気にもとめてなかったように思います。学生じゃなくなったら本当に好きなことができなくて(そんな体力なくて、やるのが無性にめんどくさくなって)。社会人になって一年も経ってないコマツがいうのだから間違いはないです。本気でやりたいことやるにはもう命がけですよ。ほんとに。
好きなことをやり尽くした展示でした。さすが卒業制作展ってだけあります。キラキラしてます。この人は在学中ばかみたいにずーーーーっとこういう研究をしてきたのかな、最高かよ!みたいな作品がホール中にあふれていました。業界の人でもびっくりするようなアイデアの作品あって、このアイデアをここで終わらせるのは非常にもったいない!そう思わせられました。
そんな作品を見ながら、作者さんや案内してくれた友達といろいろと議論するのもまた学生時代に戻ったようで楽しかったです。友達もついにバウハウスに自分の中でケリをつけたようなのでそれもそれで良かったです。「もうバウハウスはうんざり。」という彼の言葉にはなかなかの重みすら感じられました。
作品の中に1.6kmの布をひたすら手でまつってつくったドレスがあって、鬼畜だね。常軌を逸してるね。なんて言ってたのですが、かくいうコマツも学部のの卒制で何キロものデニムをまつっていたなと思うと急に親近感がわきました。
14日の月曜日までやっているとのことで、よかったら見に行ってみてください。
CSS - Let's Make Love and Listen to Death from Above (Later with Jools Holland) [lyrics/legendado]
おやすみなさい。
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