cocomat's BLOG わかってないひとの書評

このブログは、本や美術展等の感想とその他ムラムラっとした雑記も交えてお送りいたします。

【読書】メモ代わりにほしい本まとめる。3/27【予習】

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昨日、六本木に行くのに大江戸線で行ったのだけれど、電車お降りて地上に出る際に、階段の所に「海抜-40m」って書いてあって、思わずその階段に一歩おいてい待ったが最後、意地であとに引けなくなってしまい結局息も絶え絶えに地上まで階段で上がってしまった。なんで週末の六本木を肩で息しながら歩かなければならないのか。甚だ疑問である。

こんばんは。コマツです。

六本木の帰りに本屋によった。理由としては、今読んでいる『半島を出よ(村上龍)』があまりにも長い上になかなかページが進まないというのと『新世界より(貴志祐介)』ばりに説明が長くしんどいので箸休めがほしいということで。

やはりノープランで本屋に行くと迷う。漫画とかはなんとなく感でファサッと買ってもそこまで失敗したことはないのだが、小説となるとその膨大な量を前に致命的に判断力が鈍る。と言うかある種混乱してしまって結果棚を前にぼんやりしてしまう。仕事でもたまにあるこのぼんやり。なんとかならないものだろうか。

「いらっしゃ~い」

イン・ザ・プール (文春文庫)

イン・ザ・プール (文春文庫)

 

 箸休めと言って脳裏によぎったのが「いらっしゃーい」という伊良部先生の言葉だった。「あぁこの先生なら今のコマツのぼんやりもなかなか進まない読書ペースも一気に改善してくれそうだ。」とまでは思わないが、映画もアニメも面白かったし、軽く読めたらなお良しとは思う。三部作ということで一週間に一冊づつ読めばなかなかに退屈せずにいいペースで読めそうな気がする。

注釈を楽しめるか。

 『菊地成孔の粋な夜電波』にゲストで田中康夫先生が出て大暴れしていたのを思い出した。この作品もラジオの中で音読されていて、しかも注釈までしっかりとご丁寧にもれなく読んでくれていたのだ。最初は菊地成孔がギャグ的なつもりで注釈をつけていたのだと思ったらそんなことはなく衝撃を受けた。菊地成孔とはきっと趣味は合わないのだが、どうしてもチャレンジしたい一作。

たまにはこういうのもいかが?

新訳 ゲバラ日記 (中公文庫)

新訳 ゲバラ日記 (中公文庫)

 

 誰かのブログで紹介されていた本。自己啓発本とか、そういったたぐいのものを読むのであればこういうノンフィクションの伝記のようなものを読んだほうがよっぽど教訓に溢れていると思うのだが、どうなのだろう。結果ばかり求めて、過程を軽視するから自己啓発本なんて読むはめになるのではないか。と常々思う。


XTC - Statue of liberty

 

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