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cocomat's BLOG わかってないひとの書評

このブログは、本や美術展等の感想とその他ムラムラっとした雑記も交えてお送りいたします。

【ライアン・マッギンレー BODY LOUD !】プロダクトとかデザイン的な属性に位置するタイプの作品の羅列。【美術館】

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会社のお使いで昼下がりに電車に乗りました。昼下がりにしては電車が混んでいて、目の前の高校生三人組が

「何でこんなこんでんの?」

「皆暇なんだろ。」

などと話していて、腹が立ったのですが、実際今自分が暇だから上司にお使いを頼まれたわけで、その前の日は忙しかったけど、忙しい時にはもちろんお使いは頼まれないわけで、まぁあながち間違ったことも言ってないのか。と思ってしまいました。

こんばんは。コマツです。

週末行きたい美術館で予習した『ライアン・マッギンレー BODY LOUD !』に行ってきました。

ライアン・マッギンレー BODY LOUD !|東京オペラシティアートギャラリー

cocomatz.hatenablog.com

ちょっと物足りなさを感じる展示

場所はコマツが大好きな初台にあるオペラシティアートギャラリーです。

当日はライアン・マッギンレー本人のサイン会もやっており、人は多かったです。しかし、みんなサイン欲しさに行列を作っているだけで作品に人がたかっているわけではなかったので混んでいるというほどでもありませんでしたが、ちょっとざわついてはいました。ライアン・マッギンレー、本物はなかなかにイケメンでした。

作品数はちょっと物足りなく感じるくらいには多くなかったです。展示方法やレイアウトもいまいちぱっとしない印象。ここ最近大きな展示物ばかり見ていたからかだいぶ見劣りする気がしました。写真のサガとかそういうものではないような気がします。どことなく全体的に小さく綺麗に収まりすぎて物足りなく感じました。

むしろサイン会なんて催されてしまった日にはメインの展示物はライアン・マッギンレー本人であって、机に座って行列に向かってサインを書いている彼自身が一番のこの展示の目玉。みたいになってしまっていてほんとうに残念でした。

いまいちピンとこないプロダクト的写真の羅列

展示会風景も作者本人の顔も綺麗に整っていて、それと同じように作品も美しく行気よく収まっていたように思います。このイケメンにして、この写真ありか。と思わず納得してしまうほど。

写真の色味や、雰囲気は確かに美しいです。純粋に綺麗だし、かっこいいとも思います。けれど公式サイトに書いてあったような

「被写体となる人物が、思わず自己を忘れて自由奔放に振る舞う瞬間こそが、モデルとの共犯、つまりマッギンレーが共同作業と呼ぶ制作姿勢なのです。」

このような開放感、偶然性はおそらく写真の中に収められているのだろうけど、どこか作りこまれているような感じがして、なんかあざとい感じをうけました。

写真のプロダクト的な側面というのでしょうか、デザイン性とか。そういうことに関して言えばめちゃくちゃにかっこいいですし、色彩のコントラストが目を引くし、その中に紛れ込む裸体の人間っていうのが奇をてらってすごく幻想的で面白い状況が作られているとは思いますが、今回の展示に並べられた作品の中にハッとさせられるようなヤバい感覚はなかったように思えます。

おそらくコマツはなんにもわかっていないのでしょうが、超個人的にいまいちピンときませんでした。


DJ Shadow - I Gotta Rokk

おやすみなさい。