【鈴虫炒飯】奥まったカフェーで出会った日本語が楽しくなる一冊【読書感想】
ただいま0:30です。何でこんな眠いし夜も遅いのにニコ生垂れ流しでこんな記事書いているのか自分でも不思議です。なんか、書かなきゃ。書かなきゃ。みたいな。本、買わなきゃ、買わなきゃ。美術館、行かなきゃ。行かなきゃ。みたいな。ちょっとした強迫観念のようなものにかられています。コマツも伊良部先生に診てもらいたいです。ああいう本読んでいると自分ももしかしたら…。みたいな気分にさせられるのでそういうのがたまに傷ですね。たまにきずって玉に傷なの?それともたまーに傷なの?どっちなのでしょう。
こんばんは。コマツです。
週末に吉祥寺のちょっと奥まったとこにある奥まったビルの奥まった階の奥まったスペースにある奥まったカフェーに行ってきました。ランチがしたいということで「吉祥寺 ランチ」と検索して出てきた飯が美味しそうなカフェーだったのです。
そこは隠れ家?的な雰囲気と音楽が売りのカフェーだったようですが、とりあえず店主がスゴい穏やかそうな人で、元僧侶か聖人のように落ち着き払っていて、それでいて小さいお店を一人で回しいるような人なのですが、その独特の雰囲気にとても落ち着ける、いい方の奥まったカフェーでした。
そこで見つけたのがこの本
なんと本人のサイン入りでした。
日本語は楽しい。
頼んだメニューが来るまでダラダラと読んでいたのですが、これが本当に面白い。作者の際どいラインのシュールさがちらつくユーモアと、狙ってるのか狙ってないのか際どいラインで繰り広げられる新生四字熟語とその解説と例文。そこに書道家の書も相まって、かしこまっているのか笑わせにかかっているのか、糞真面目なのか、ちょっと不思議な一冊。
文章って一番簡単な自己表現方法だとコマツは思っていて、だから人一倍自己顕示欲の強いコマツはこうしてゴミみたいなブログを書いているのですが、この新生四字熟語。それよりももっと奥が深くシンプルで完結した自己表現方法なのではないかと思いました。知識と、知恵とユーモアがいい塩梅で集結しなければ成り立たないような繊細な表現。やっぱり日本語って楽しい言語だなと改めて思わせられる一冊でした。
これ読んで、人前で披露して「こいつまた、なに言ってんだ?」みたいな目で見られるのとか想像して、普段から「それ、なんか田舎の伝説みたいですね。」とか人に言わせると意味不明な喩えを連発しているコマツとしては思わずニヤついてしまいました。
Vampire Weekend - I Stand Corrected
おやすみなさい。