【積み本】黄金時代【読めない】
ブログの記事を書き溜めるって技を思いついて、現に今も書き溜めているのですが、そうなると、メインの書きたいネタはあっても、冒頭の茶番、前口上は全く何にも思いつかないわけですよ。これって不思議ですね。
こんばんは。コマツです。
去年の頭かどっかで、芥川賞、直木賞の総括っていう特集がラジオでやっていたんですけど、その中で紹介された本で、とても誰だか忘れてしまったけど、その紹介する人がとても楽しそうに、愛おしそうに紹介していたのでついつい、柄にもなくハードカバーで購入してしまったきり全然読み進まない本。
まずハードカバーっていうのが難点過ぎますね。電車の中で読めない、ポケットに入らない、重い、でかい。その割に値段ばかり張って、ねぇ!ハードカバーのいいところって!なに!情弱なコマツにはハードカバーの良さがわかりません。もっと大人になればわかってくるのでしょうか。
で、ハードカバーなので電車では読む気になれず、会社のデスクの引き出しに入れ昼休みにたまに読んでみたのですが全く進みません。今では会社のデスクに封印されています。
思い当たるフシはいくつかあります。コマツの海外の小説の積み本率が今大体5割といったところで、読めた本といえばデミアン、変身、ライ麦、グレート・ギャツビー、そのたちょびちょびといったところで、翻訳家が村上春樹でも世界のすべての7月やマーロウシリーズは一部挫折しました。
やはり翻訳物が苦手な人はいるようです。さすがのヤフー知恵袋先生。大体の悩みは回答済みのようです。海外の方の書いた日本語小説と言うのはちょっと興味深いですね。暇な時に探してみようかな。
それにしてもなににしても内容にも問題がある気がするんですよ。
アイヴァス『黄金時代』はスゴ本: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
ここのレビューがラジオで聞いたレビューに結構近い内容なんですけど、レビューで触れる良い点に行き着いてないんです。まだ。このレビューも長くてちょっと目を通しただけでまともに読んではいないが、ここでレビューされているシーンに行き着いていないのか、それともただ淡々と異端の島について説明されている、コマツが今読んでる描写そのものがこの本の楽しみなのか。そう考えるとゾッとして向こう2ヶ月くらいページをめくれないではないか。というか、このレビューもそういったことがちかっと垣間見えて怖くて読み進めることができません。正直怖いです。退屈なんです。
ここまで読めない本も久しぶりです。世界のすべての7月も途中で読むのやめてしまったし、落ち着いたら気合入れて翻訳本の積み本崩しにもチャレンジしたいです。
おやすみなさい。