cocomat's BLOG わかってないひとの書評

このブログは、本や美術展等の感想とその他ムラムラっとした雑記も交えてお送りいたします。

【美術館】5月も末なので今月行った美術館を振り返ってみる【復習】

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気づけば5月ももう終わろうとしております。

ゴールデンウィークでお金がすっからかんになって生活が苦しくなった5月。

ゴールデンウィークとディズニーランドが楽しくて仕事が身に入らなかった5月。

そんな浮ついた気持ちで仕事してたら見事にしっぺ返しを食らった5月。

そんな5月がついに終わってしまいます。完全に五月病です。

こんばんは。コマツです。

月末ということでまた例によって5月に行った美術館をまとめてみようと思います。今月は埼玉近代美術館やちひろ美術館など普段行かないような所に行ってみました。

板橋区立美術館?知らんそんなもん。

ルノワールのピクルス。あるいは印象派のおひたし。

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印象派ってなんだよ!ってここに来てやっと調べようという気になった展示です。

というのもルノアールを通じて、印象派というものに嫌でも、嫌でも対峙するはめになったからですね。

一人の人物にスポットを当てておきながらここまで印象派にどっぷり浸れるとは思いもしませんでした。

お陰さまで印象派のことをちょっと調べるいい機会になりました。

嫌でも印象派の良さを体感できます。印象派の押し売りみたいな感じですがその内容。美しさはピカイチです。8月までやっているのでまだまだ余裕で見に行けます。

温かい記録の美しさ。

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写真展です。あまり写真というのはピンと来ないのですが、コレに関してはため息が出るほど素敵な展示でした。

展示される写真の殆どは記録、思い出のための写真だということ。

それが段々と年をとるにつれて進化していく様。

思い出の暖かさと、技術、テクノロジーが一つになったような終盤のカラー写真のコーナーは本当に美しさと暖かさにあふれていました。

あるいは彼の生きた時代にもコマツは魅了されていたのかもしれません。当時の衣装や雰囲気というものはやはり今作ろうとして再現できるものではないのだと思います。

コレを観に行かずにどうしろというのだ。

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村上春樹が好きなのにコレを観に行かないとは非常に完全にどうかしていると思います。

イラストを通じて、あるいは音楽を通じて村上春樹の世界観を少しでも読み解こうという展示。

表紙のイラストや挿絵、そのイラストレーターと村上春樹の交流。本になるまでの工程。

それらを通じて村上春樹の作品、村上春樹という人物を除くといったような展示です。

表紙や挿絵によってより洗礼された雰囲気を放つものとしての本。そこに込められたこだわりや情熱。

そんな物語とはちょっと間をおいた距離から村上春樹を堪能することができます。


Hiatus Kaiyote performing "By Fire" Live at KCRW's Apogee Sessions

おやすみなさい。